喜びと戸惑い
バタバタと忙しい日々が続いていて、振り返りができずじまい…
今年は持ち上がりで6年生の担任をしています。
その中で、嬉しい気持ちと複雑な心情が入り混じったことが。
昨年、自分のクラスだった子たちが中堅といわれるくらいの先生たちに
「『学び合い』をやりたいです!」
「教室リフォームしたいです!」
と言っているそうです。
これを聞くと、やっぱり去年やってきた実践は子どもたちにとって有意義なものだったのかと感じられるし、自分たちの学びの環境を変えようとしているのが嬉しくもあります。
ただ、子どもたちにしっかり伝えておくべきだったと思うのが、『学び合い』をやらない先生が担任になっても、その先生たちはみんなのことを考えた取り組みを行っているんだということ。
『学び合い』をしないからこの先生はダメだ。
みたいな思考にはなってほしくないと思います。
そして、今まで方法にとらわれた伝え方を子どもたちにしてしまっていたのかなと反省もしています。
大事なのは考え方。
学びのコントローラーは学び手自身にあるということ。
これをしっかり言葉や実践を通して伝えていきたいし、それを実感できれば一斉授業の中でもやっていけるのかなと思います。(辛いだろうけど…)
しかし、これはある意味『学び合い』に興味をもった先生たちに広めるチャンスなのか?とも思います。
ただ、本も読まず僕の伝えたことだけで実践に取り組むと失敗してしまい不信感を生みかねない…。
どうするべきか中々に迷います。