学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

3学期スタート

今日からいよいよ3学期が始まりました。

 

朝起きてから、教室に行くまで得体の知れない不安感でいっぱいだったのですが、子どもたちの顔を見てから不安も吹っ飛びました。笑

 

2学期の初めは、色んなことに追われ、子どもたち同士が夏休みあったことを話す時間が取れなかったなという反省があったので、今日は子どもたち同士が冬休みにあったことやこれからのことを話す時間を取ろうと決めていました。

 

その方法として行ったのが、初任研の講座で学んだ構成的エンカウンター。

1分間じゃんけんの活動を行いました。

内容としては、

①じゃんけんを行う。

②勝った人は質問項目から1つ質問を選んでじゃんけんをする。

③質問された人は、その質問に答える。(パスもOK)

④再びじゃんけんを行う。

 

①〜④を1分間で行います。

終わったら人を変えてまたやりました。

クラスの人数が奇数なので、僕も混ざってやりました。

 

やった感想としては、盛り上がったけど、いまいち納得のいかない感じ。

理由としては

①対話よりもじゃんけんの勝敗に盛り上がってしまう。

研修のときは、大人同士だったので、じゃんけんも普通にしていましたが、子どもたちはじゃんけんでも大盛り上がりです。笑

結果として、そこに重点が置かれてしまっていたかなと感じました。

 

②隣の先生に怒られるのを僕が気にし過ぎてしまった。

今まで、何度か体験的な活動をクラスで行い、盛り上がり過ぎてしまって隣の先生に怒られてしまうということがありました。

活動を要求しながら「怒られないように」という中途半端なスタンスは子どもたちに何を求めているのか伝わりにくくしてしまうかなと思います。

何よりも、ただの遊びではなく、その価値をもっと訴える必要もあったかなと反省。

 

 

やってみて思ったのは、自分は対話の質に重点を置いているということ。

本を読んだり、実際にオランダや様々な学校で見てきた子どもたちのしっとりとした対話の雰囲気を感じているから、そこを今の子どもたちにも求めているということです。

 

しかし、そこまでたどり着くためには、日常的な対話の積み重ねが必要。

まだまだ圧倒的にその積み重ねが足りません。

3学期は短いけど、対話の積重ねを重視していきたいと思います。

 

何はともあれ、また今日からがんばっていきましょう!