学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

授業を振り返って

久しぶりのブログになりました。

毎日のふり返りを書いているだけで力尽きてしまいますね。

ふと考えたことなどは、Twitterにとりあえずメモ代わりにツイート。

そして、それらをブログで振り返るという形もおもしろいかな〜、やってみようかな〜

とか考えたら、かなり期間が空いていました・・・

 

まぁ、あまり自分に期待せずに再開したので、ぼちぼちと。

 

さて、最近は一人一台端末を活用した授業を色々と試しているところです。

 

ようやく一段落ついて国語の「提案しよう、言葉とわたしたち」について

つぶやいていたことをさらってみよう。

 

 

とりあえずよかったなと思うことは、

身近な課題を見出してもらったこと。

最初は、これもっと枠を広げて社会的な出来事とかでもおもしろいのでは?

と思っていたけど、「身近な言葉」に設定したことで、子どもたちの関心がぐっと深まったような気がします。

自分たちのスピーチで少しでもみんなの行動が変わってほしいと思い、スピーチ練習に熱を入れる姿が見られました。

 

もう一つよかったのは、発表の形式をスライドに限定しなかったこと。

一人一台端末が来たことで、どうしてもそれを活用することを目的にしがちですが、

別に手書きだっていいですよね。むしろ、手書きのほうがいいこともある。

自分がどちらかというと、デジタルよりだからこそこのあたりは自覚的でいたいし、

常に子どもたちに選択肢を与える。自己決定・自己選択をしてもらうという意識は持っていたい。

 

一方で、課題は色々とあるけどまずは評価の仕方。

今回、子どもたちにグーグルフォームを使って聞きながら、観点をしっかりと抑えているかチェックしてもらいましたが、うまくいかず。

グーグルフォームとスプレッドシートをうまく使いこなせばもっとうまく評価もできると思うし、子どもたちが自分のスピーチを客観的にどうだったのかと振り返る視点がもっと明確になりそう。

 

 

今回、情報を集める手段もインターネット、インタビュー、アンケートと人それぞれの方法だったのもあって、自ずと個別化・協同化の学びの形を意識しやすい単元だったなと思います。

そして、今回の授業を通して、子どもたちはわかりやすいスライドの作り方というのも心得たよう。

 

今は社会の自然災害の単元を災害ごとにチームに分かれ、発表に向けて準備をしてもらっています。

さぁ、どうなるかな。