学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

最近読んだ本と積読

 

 最近読んだ本

学校は、何をするところか?

学校は、何をするところか?

 

 

苫野先生の本は読むたびに、原点に立戻らさせてくれるなと感じます。

何のための教育か。

色々と迷ったときこそ、原理に立ち戻って、考える。

自分の言っていること、やっている実践は原理に合うものになっているか。

その観点は忘れないようにしたいと思います。

 

今回の対談本は菊池先生の教育観について知れるのも良いです。

菊池先生の実践は、「ほめ言葉のシャワー」「ディベート」など、キャッチーな物に目がいきがちですが、その奥にある思想を知るっていうのはやっぱりとても重要だなと考えさせられました。

 

僕も一度、菊池先生のセミナーに参加したことがあります。

 

そのときに感じたのは、ものすごいパフォーマーであり、ファシリテーターだということ。

参加者を引きつける話術もあれば、参加者同士を交流させ、考えさせるスキルもある。

これがプロの技かと思ったのを覚えています。

 

パフォーマンス重視の教師に対して、一時期強い反発感を持っていた時期もあるけど、それが悪いわけではなくて、目的や状況によって使い分けるスキルが大切なんですよね。

現場に出てからはそれをひしひしと感じます。

 

 

そして積読中の本

 

 

ブレンディッド・ラーニングの衝撃 「個別カリキュラム×生徒主導×達成度基準」を実現したアメリカの教育革命

ブレンディッド・ラーニングの衝撃 「個別カリキュラム×生徒主導×達成度基準」を実現したアメリカの教育革命

  • 作者: マイケル・B・ホーン,ヘザー・ステイカー,小松健司
  • 出版社/メーカー: 教育開発研究所
  • 発売日: 2017/04/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『学び合い』セミナーに参加してから読みたい意欲向上中の本。

ICTが学習の個別化をどう進めていくのか。

そのときの教師の役割ってどうなるのか。

児童一人ひとりにタブレット配布とかになるのはまだまだ先だろうけど、学習の個別化を考える上で重要なヒントが書かれた本なのではないかなと思っています。早く読みたい。

 

 

 

情報時代の学校をデザインする: 学習者中心の教育に変える6つのアイデア

情報時代の学校をデザインする: 学習者中心の教育に変える6つのアイデア

  • 作者: C.M.ライゲルース,J.R.カノップ,Charles M. Reigeluth,Jennifer R. Karnopp,稲垣忠,中嶌康二,野田啓子,細井洋実,林向達
  • 出版社/メーカー: 北大路書房
  • 発売日: 2018/02/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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学習者中心というのは大きなキーワード。

時代が変わっていくのに、教育が変わらないのは何故なんでしょうか。

 

 

 

深い学びをつくる:子どもと学校が変わるちょっとした工夫

深い学びをつくる:子どもと学校が変わるちょっとした工夫

  • 作者: キエランイーガン,Kieran Egan,高屋景一,佐柳光代
  • 出版社/メーカー: 北大路書房
  • 発売日: 2016/10/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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実践のアイディアがたくさん載ってそうです。

これも早く読みたい。

 

 

まだまだ積読している本はたくさんあるけど、早く読みたいのはこの3冊。

 

しかし、どれも内容が濃くて、中々手に取る余裕がない・・・

どうしても軽い内容の本を選びがちです。

 

このブログにレビューを書くのを目的として、がんばって読み進めていきたいと思います。