学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

卒業式練習

 

今日は初めて卒業式の総合練習がありました。

 

どこの学校でもやるように姿勢や、例の仕方、座るタイミングなど細かいところまできちんとするよう子どもたちは求められ、指導してきました。

 

 

うちの学校は人数も多く、1人ひとりに卒業証書を渡し終えるのに、約一時間かかる。

この間子どもたちは姿勢よく静かに座っておくことを求められます。

 

これって結構きつい。

 

ふと、他学年の職員の方を見ると、姿勢は崩れ、寝ている方も…

 

そんな中で子どもたちには、きつく指導をしなければならない。

 

なんかおかしくないか?という疑問が湧く中、自分のクラスは体調不良で4人が退席してしまいました。

 

自分のクラスだけ、ということもあり、退席した子どもたちに、少し嫌味のような指導をしてしまいました。

子どもたちの心配よりも、自分の指導の評価を気にしまったが故の言葉が出てしまった。

反省です。

 

学年主任にも、気合いが足りないとお叱りを受けました。

 

だけど、大人がまともにやらないことを子どもたちに求めるのってどうなんだろう?

という疑問が卒業式の練習期間中ずっともやもやとあります。

 

感動と伝統。

日本の教育の世界において、この2つの言葉がもつ力はとてつもなく大きい。

 

ここを見直せば、もっと学校は変わっていけると思うけど、そう簡単にはいかないと感じた日でした。