学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

工藤勇一校長の話を聞いてきました

今日は直方市まで行ってきました。

 

目的は工藤勇一校長の講演会を聞きに行くため。

 

“学校の当たり前” を見直す 公立中学の挑戦 | おはよう日本 関東甲信越 | @首都圏 | NHK

 

「公立の中学校の学校改革を進めている方」

ぐらいの知識しかなかったのですが、話を聞いてその芯の通った思想に圧倒されてしまいました。

 

徹底して、「何のための教育か」「学校は何のためにあるのか」という問いに立ち返って改革を進めている姿勢が伝わってきました。

 

今の学校教育の中では伝統と文化によってそもそも何のためにこれをやっているんだっけ?

という問いが生まれにくい。

何のため?という問いが生まれにくいからこそ手段が目的に置き換わってしまっている。

 

例えば、宿題やノートの点検。

宿題をすること、ノートをきれいにまとめることが目的になってしまっている。

学校を学び方を学ぶ場所として捉えるのならば、宿題は大人の社会では残業であるし、ノートをとるということ以外にも学び方は一人ひとり異なって良いはず。

 

今の学校は学校でしか通じない常識がありすぎるのかもしれません。

 

 

それにしても、工藤校長を講演に呼ぶ直方市のセンスがすごい・・・