学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

野菜ジュースと野菜サラダのお話

今日の研修でのお話。

 

どんなクラスを作りたいかというイメージで、講師の先生は野菜ジュースと野菜サラダの例えを使っていました。

 

野菜ジュース

→それぞれ違うものを混ぜて、一色にしてしまう。

 

野菜サラダ

→それぞれの野菜を混ぜているけど、それぞれの野菜は独立している。

→教師はボウル

 

おもしろい例えだなと思いました。

 

ただ、みんなが同じことを同じように、同じペースで学ぶことが強いられる授業。

同質性を求められる空間。

凝集性を高め、目標に向かう集団。

 

それぞれ良さを発揮する場面はあって、おいしい野菜ジュースにはなるのだろうけど、野菜それぞれの味や食感を味わうことはできない。

 

目指すのは野菜サラダの学級。

そのためには、それぞれの野菜がお互いのことを認め合い、エンパワメントし合える関係性をつくることが必要。

 

イメージはできるけど実現への道のりは険しい・・・