GW中の個人的課題① 漢字指導
GWも中盤に差し掛かり、後半に予定が集中しているので、ゆっくりしたり学級経営や授業について考える時間も計画的に確保していかないといけないと感じています。
GW中に個人的課題として考えていたのは、漢字指導法です。
今年度、特に感じているクラスの課題として読み書きが苦手な子が多いということ。
自分自身、よくある漢字の指導法である
①新出漢字の確認(4つ)
→読み、なぞり書き、空書き、えんぴつ書き
②先生のところに持ってくる
③宿題としてノート1ページに書かせる
という指導を行ってきました。
同学年の先生方に聞いても、このように進めているクラスが多いのかなと思います。
しかし、宿題として1ページやってきても漢字を覚えておらず、点数は伸びない。
休み時間をつかって宿題をやってこなかった児童に宿題をさせたり、テストのやり直しをさせたりする自分の指導が果たして本当に良いのだろうかといつも思っていました。
逆に、読書を好み、本をたくさん読む子などは宿題はすでに知っている漢字も多い。
そんな中で、一斉に新出漢字を指導する、できなかった子は自分の時間を使って終わらせる指導ではいけないとひしひしと感じていました。
それぞれの学ぶペースや理解度には差があって当たり前。
特に漢字はそれが顕著に表れる。
だからこそ、漢字学習の個別化が必要だという結論に至りました。
漢字に限らず、他の教科または教科の垣根を超えて個別化・協同化・プロジェクト化への転換は必要だと考えますが、まずは漢字学習の個別化から取り掛かろうかと思っています。
漢字学習の個別化を考えるにあたって、参照にしている本が
学びの個別化がなぜ必要なのかというそもそも論を再確認。
クラス全員が熱心に取り組む! 漢字指導法 ―学習活動アイデア&指導技術―
- 作者: 土居正博
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 2019/03/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
この本に書かれていることを基盤に漢字学習の個別化に取り組もうと思っています。
従来の漢字指導法の問題点を指摘し、漢字スキルの進め方や子どもたちが漢字に熱中するためのさまざまな手立てが分かりやすくまとめられています。
そして、漢字学習を通して、自立した学び手を育てようとしているのがこの本1番のポイント。
僕が考える学級経営の中で目標としていることの1つです。
だからこそ、学習者自らの自己選択・自己決定によって学びを進めることができる場面を増やしていきたい。
最後がこちら
何故かAmazonで見つかりませんでしたが、今日書店で見かけた本。
様々な実践者の漢字指導法が載ってあり、参考になります。
これらの本を読んでとりあえずやろうと思っていることは
①漢字スキルの自由進度学習
②漢字スキル進度の締め切り表の作成
③漢字スキル進度確認表の作成
④漢字スキル音読
⑤漢字サバイバル・ペアチェックなど漢字に対する意欲を高めるためのゲーム的要素をとりいれた実践
⑥宿題ノートを間違えた漢字・語彙を増やすためのノートとして使うこと
などでしょうか。
果たしてうまくいくのかどうか不安な面もありますが、やるからには結果を出したい。
そして、自立した学び手へと育ってほしいなと思っています。
大人になって見てみると
連休3日目。
息抜き期間として見た映画です。
子どもの頃、げらげら笑いながら見てたしんちゃんの映画、大人になって見てみると全然違う視点で楽しめました。
暗黒たまたま大追跡は、生まれたばかりのひまわりに対する嫉妬、兄としてどうあるべきかというテーマがあるのかなと。
ブタのヒヅメ大作戦の正義の味方ぶりぶりざえもん誕生の話はほんとに素敵だなと思います。
GW、童心に返って息抜きにいかがでしょうか。
基礎学力
今まで高学年を担当して、学力が厳しい子というのはいましたが、その子たちがどこでつまづくのかというと、中学年なのかなと3年生を担当していて思います。
いわゆる、基礎学力と呼ばれるもの。
漢字、計算、音読など学校で主に宿題で出されるものたちが一般的なイメージかなと。
この基礎学力を身につけさせるための指導技術は正直自分はまだまだ未熟です。
そもそも、この基礎学力が身についていないと考えられる子どもたちはみんなで同じことを同じペースで一斉にやる従来の授業についてこれなかったことが大きい。
そして、自分は勉強ができない。
学ぶことはおもしろくない。
という負のスパイラルに陥っていく。
今年の課題は、いかにその負のスパイラルを抜け出させるか。
GWで策を練りたいことの1つです。
遠足
微妙な天気でしたかが、歓迎遠足を実施することができました。
前日まで、完全に校内遠足で考えていたので、普通の遠足でしたが職員全体的にバタバタしながら遠足に行きました。
係の仕事が気になって思う存分には子どもたちと遊べなかったし、色々な準備でどっと疲れましたが、なんとか無事に終えることができました。
今回のことで、感じたのは入念な準備の大切さ。
学校全体を動かす行事を担当させてもらったことで、その必要性をさらに感じました。
もしかしたら〜するかもしれない。
〜な事態が起きたときはどうするか。
などなど…。
あらゆることを想定する必要があります。
これは普段の学級経営や授業の準備と同じ。
なんとなく最近は
「なんとかなる。」
という根拠のない自信で乗り切っていました。
根拠のない自信も大切ですが、やっぱりリスクを想定した準備を行うことで、そういった根拠のない自信で取り組んでも色々なことをうまくのりこえていけるのかな。
そんなことを考えた遠足でした。
1週間終了
1週間が終わりました。
やっぱりバタバタしていて、中々思うようにいかず、ストレスがたまる…。
そんな中でも、色々と発見もあったりして。
それらを丁寧に振り返りしていかないと、自分の学びにつながらないと思いつつ、中々できていない現状です。
とにかく今の課題は授業。
何か自分の核となるものがほしいですが、
それがなくて悶々としています。
算数の『学び合い』ができれば、もっと力をつけれる可能性もすごく感じるのですが、色々と事情があり取り組みづらい。
理科や社会で探求学習をしようと思ってもまたまだ知識とスキル不足がいなめない…。
手探りしながら進めていくしかなさそう。
とりあえず来週は自分の担当の遠足があり、まだまだ慌ただしい日は続きそうです。
新しい1週間が始まる。
ドタバタの1週間を終え、また新しい1週間が始まろうとしています。
忙しい中でしたが、とにかく先週の自分に課していた課題は
「子どもたちとの信頼関係を築くこと」
これを最重要課題としていました。
そのために意識していたことは
・笑顔でいること。
・よい行動はとにかくほめること。(I Messageで)
・子どもたちと一緒に遊ぶこと。
・怒らないといけない場面はしっかりと怒ること。
・ジャーナルを断ち切らないこと。
・ハイタッチあいさつ
この6つはとにかく意識していました。
特に怒ることは自分の中でも基準を明確にしておこうと思い、あるきっかけがあったので、全体にも話をしました。
子どもたちからは怒らない先生がいいとジャーナルにも書いてありましたが、
「怒らないといけない場面は怒るよ。」ということ。
そして、その場面とは、
「人の体や心を傷つけたとき。」
怒られたくないからか、この話をしたときはみんな真剣に聞いていました。笑
教室はみんなにとって楽しく、安心・安全な場所であってほしい。
だから、だれかが嫌な思いをしたり傷ついたりしてほしくない。
僕の思いを一生懸命聞いてくれていたように思います。
ハイタッチあいさつに関しては、身体接触が苦手な子もいるかなと思い、高学年ではあまり取り組んできませんでしたがやってみることに。
きっかけはこちらの本。
子どもの力を引き出すクラス・ルールの作り方 (ナツメ社教育書ブックス)
- 作者: 伊垣尚人
- 出版社/メーカー: ナツメ社
- 発売日: 2011/03/16
- メディア: 単行本
- 購入: 13人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
今は、あいさつでつながることができるように、僕から積極的に子どもたちとハイタッチをしていましたが、子どもたち同士がつながるきっかけになるよう、横に広めていこうと思います。
ゆるやかにつながっていける土台になるといいな〜。
さて、先週は縦の関係性づくりに力を入れていたので、今週意識したいのは、
子どもたち同士のつながりと授業。
この2つは乖離していることではなく、授業を中心にして、子どもたち同士のつながりを築くことが目標です。
『学び合い』がしたいけど、今年度は専科の関係で算数での取り組みがあまりできないかも・・・。
色んな方法を考えてやってみようと思います。