学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

自己主導の学び⑥

 

ジコマナもいよいよ今日で最後でした。

 

単元を通してやってきて、人間関係が少しずつ流動的になってきたなと感じます。

 

分かる=説明できる

を求めてきたので、活発な雰囲気が漂っていますが、自分の中ではイエナプランのブロックアワーがイメージとして頭の中にずっとあるので、もう少し落ち着いた雰囲気を理想として描いていますが、そのイメージをどう子どもたちと共有していくのかが課題。

 

 

ジコマナ最後の時間でしたが、最後の課題であるしあげの問題まで終わらない子が何人かいました。

 

どの子も手を抜いていたわけではなく、課題のプリントを本当に分かるために何度もなんども説明を聞いて、理解しようとしていることは伝わってきました。

 

しかし、今回ジコマナで求めているのは限られた時間の中で全員が課題を終えることです。

 

 

学び=仕事と黒板に書いて、子どもたちに話しました。

 

「大人になったら自分の仕事をしないといけない。いつまでにしあげてね。と言われていたのに、その日までに終わってなかったらどうなると思う?」

 

「君たちは学校に学びにきています。大人の社会でいう仕事は君たちでいう学ぶことです。自分の学びは自分に責任があります。そして、このクラスというチームに課された課題は全員で達成する必要があります。自分の学びには自分に責任があること。クラスの学びにはクラス全員に責任があることを忘れないでね。」

 

 

振り返ってみると、連帯責任感を求めているような語り方だったかな〜と少し反省。

 

 

最近は学ぶとはどういうことか、学び方とは、なぜこの学び方をしているのかを子どもたちに話すようにしています。

 

 

そこが本来自分が子どもたちに伝えたいことだし、将来子どもたちに身につけてほしいものだと思うからです。

 

 

明日はいよいよテスト。

どんな結果になるかも楽しみですが、結果を受けてどのように学び方を修正していくのかを子どもたちと考えていくのも楽しみです。