学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

新年度スタート

 

新年度が始まり、新しい学年集団での1日目が終わりました。

 

今日は会議と引き継ぎの話でほぼ終わってしまいましたが、これからいよいよ本格的にスタートです。

色々と話を聞いていて、今年度特に意識したいのは、子どもたちとの信頼関係を築くこと。

 

どうも、子どもたちが落ち着かない、荒れているという現状があると、学校の中では、

子どもたちを「シメる」という発想に陥りがちです。

 

もちろん、どの場面で指導をするのか軸をもっておくことは大切。

 

しかし、信頼関係がない相手に厳しく指導し続けていても、子どもたちの心は冷え切っていく。

今年度は4月の段階でいかに信頼関係を築くか、そして「今年はおもしろう!」と感じてもらえるかが

鍵になってくるような気がします。

(まぁいつでも大切なことですが…)

 

教師vs子ども

という対立構造に陥ることなく、関係性をつくっていくことを重視しようと思います。

 

 

そのための手立てとして中心に据えたいのが「振り返ジャーナル」

 

 

「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社教育書ブックス)

「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社教育書ブックス)

 

 

昨年度は振り返りを書かせることが目的になってしまったことや、忙しさに甘んじて時間を確保できなかったこと、そして振り返りをする魅力ある取り組みが不十分だったことから途中でストップしていました。

 

四月の段階では、子どもたちのことを知り、教師と子どもたちの縦のつながりを築くのに、ジャーナルはとても有効だと思っています。

 

今年度は時間の確保の仕方、振り返りのテーマのブラッシュアップ、他の取り組みとの連携を意識して取り組もうと思います。

 

さぁ、気合い入れて準備しよう。