学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

分かりやすい授業でよいのか

 

色々と自問自答をしています。

 

特に算数の進め方。

今は色々とあって一斉授業でやっています。

 

結果はテストは過去最高の平均得点。

子どもたちに振り返りを書いてもらっても、

「分かりやすかったからふつうの授業が良いと思います。」

的なことが書いてありました。

 

 

教師として、授業が分かりやすいと言ってもらえること自体は嬉しいです。

 

ただ、「分かりやすい」それだけで良いのだろうか。

そして、それは決して全ての子にとって分かりやすいということではないということ。

 

特に、今の学校は学力的にレベルが高い。

「分かりやすい」=「楽」

という構造になっていないか。

 

その理由として、授業中の子どもたちは楽しそうではない。

もくもくとノートを取る。

ノートをとるのを断念している子もいる。

 

これは「学び」なのか。

 

分かりやすい授業自体が悪いわけではないと思う。

 

しかし、今の形態は子どもたちに学び続ける資質・能力を身につけさせるものに

なっているのか。

 

この辺を自分の中で整理しないと子どもと向き合って話せないと感じます。