学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

ワクワクとドキドキ

明日から、いよいよ新しいクラスでのスタートです。

 

昨年度は、5年生からの持ち上がりだったので、子どもたちのことも知っていたし、色々なクラスのシステムもそのまま引き継げたので新年度はこんなにドキドキしていなかったように感じるのですが、今年は全く知らない子どもたちの出会いということで、ドキドキとワクワクの感情が入り混じっています。

 

今年度のことを考えて、新しく取り組んでみたいことをいくつか考えています。

 

①自立した学び手を育てるための漢字学習

 

 

 

この本を読んで、漢字の指導を抜本的に見直す必要があるなと感じました。

50問テストが不合格だった子に、何度も同じテストを受けさせたりすることに何の意味があるのだろう・・・と疑問を感じながら、子どもたちに力をつけるさせるための術も知らなかったので、漢字の指導については悩んでいたのですが、この本を読んで自分の中では腑に落ちることがいくつかありました。

 

それは、漢字指導を語彙指導ではなく、文字指導としてしかとらえていなかったこと。

この点を意識するだけでも漢字に対する取り組みが変わってくるのかもしれません。

そして、この本の良いところが、漢字への取り組みを通して自立的な学び手を育てようとしていること。

自分の根本的な教育観ともつながるところです。

言われたことを言われた通りにやる学習から、自ら考え、学ぶ方向に転換するきっかけに漢字学習がなりそうな予感です。

 

 

②自主学習

①の方法では、基本的に漢字の宿題を初期の段階では、出さないのでその代わりに自主学習に力を入れようかなと思っています。

 

子どもの力を引き出す自主学習ノート 実践編 (ナツメ社教育書ブックス)

子どもの力を引き出す自主学習ノート 実践編 (ナツメ社教育書ブックス)

 

 

伊垣先生の実践を参考に。

ずっと宿題というもの違和感を感じていて、とはいっても根本的に廃止とするのは難しそうなので自主学習にしてしまおうという魂胆です。

みんなが同じ課題を同じペースでする必要はないですもんね。

 

今日コクチーズにあがった東京でのセミナーにも申し込みました。(お金が心配ですが・・・。)

岩瀬さん・甲斐さん、伊垣さんお三方のセミナーなんで豪華すぎるし、もうないでしょうから、申し込んだからにはどうにかしていきます。

 

 

③探求学習

今年度は探求学習、いわゆるプロジェクト型の学びにも取り組めないかな〜と考えています。

主に理科と社会をベースになんとかできないものかと。

具体的にどうこうというビジョンがあるわけではないのだけど、なんとな〜くイメージしているような段階ですが、できるのではないかと。

この辺は、もうちょっと丁寧に考えていきたいところです。

 

プロジェクト型の学びをするにあたって読み直したい本が

 

たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」

たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」

 

こちらの本なんですが、同僚の先生に貸したままかれこれ2年返ってきてない。笑

そろそろお声かけをしようかな。

 

 

他にもこれまでに引き続き、『学び合い』振り返りジャーナルなど継続させて取り組みたい実践はあります。

継続というか、アップデート・改善しなければいけない実践です。

新しい学年の子どもたちや先生方の様子を見ながら、やっていこうと思います。

 

なにはともあれ、明日からいよいよスタート。

良いスタートが切れるように、学級開きでやることの確認をして早く寝ようと思います。