最近読んだ本のまとめ
この2週間とにかく本を貪って読んでいました。
ずっと活用していなかったブクログを活用して、記録と簡単な感想を書き、アウトプットも習慣に。
やっぱり記録に残っていくと読書のモチベーションも上がります。
とりあえず自分自身の振り返りもかねて、この2週間で読んだ本を紹介。
【じっくり時間をかけて読むのがオススメな本】
【ほどよい文章量でお勧めできる本】
【小説・漫画おすすめ本】
を大きくこの3つに分類してみようかと思います。
*あくまで個人的な興味・関心に基づくおすすめですので悪しからず。
【じっくり時間をかけて読むのがオススメな本】
- 作者: ジェニウィルソン,レスリー・ウィングジャン,Jeni Wilson,Lesley Wing Jan,吉田新一郎
- 出版社/メーカー: 新評論
- 発売日: 2018/02/09
- メディア: 単行本
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ようこそ,一人ひとりをいかす教室へ: 「違い」を力に変える学び方・教え方
- 作者: キャロル・アントムリンソン,Carol Ann Tomlinson,山崎敬人,山元隆春,吉田新一郎
- 出版社/メーカー: 北大路書房
- 発売日: 2017/03/17
- メディア: 単行本
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「学びの責任」は誰にあるのか: 「責任の移行モデル」で授業が変わる
- 作者: ダグラスフィッシャー,ナンシーフレイ,Douglas B. Fisher,Nancy E. Frey,吉田新一郎
- 出版社/メーカー: 新評論
- 発売日: 2017/11/17
- メディア: 単行本
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吉田新一郎翻訳シリーズ。
学びの個別化・協同化・プロジェクト化を実践しようと思うのであれば、どれも必読。
ただ、翻訳本は正直苦手。
めちゃくちゃ大事なことが書いてあるはずなんですが、油断すると読み落としてしまう。
自分の教室での実践と関連づけながら読むのがお勧めです。
特に「考える力はこうしてつける」(増補版)は吉田さん翻訳本を読んだ中でも、
原点にして頂点
という感じがしました。
折に触れて再読したい。
学習指導要領の読み方・活かし方-学習指導要領を「使いこなす」ための8章
- 作者: 合田哲雄
- 出版社/メーカー: 教育開発研究所
- 発売日: 2019/06/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらも必読。
文科省の方がこれだけ現場を後押ししてくださる本を書いているのは本当にありがたい。
学習指導要領は教員に託されたいわばロードマップ。
使いこなすか否かは自分たち次第です。
「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学 (NHKブックス)
- 作者: 苫野一徳
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近では、「自由の相互承認」という言葉は一種のマジックワードのようになっていますね。
自分も当たり前のように使っているけど、
「本当に分かってる?」
と常に自分に問うています。
自由とは、諸規定性における選択・決定可能性のことである。
この前提をすっ飛ばしてしまいがち。(・・・反省。)
何度もなんどもこの原点に立ち戻りたいと思います。
【ほどよい文章量でお勧めできる本】
こちらの部門は
・ビジネス書部門
・教育関連部門
の2つに分けます。
ただ、ビジネス書部門を教育に関連するので、読み方次第。
教育書以外に教室や学校のことを考えるヒントがあると改めて考えさせられます。
・ビジネス書部門
Being Management 「リーダー」をやめると、うまくいく。
- 作者: 渡辺雅司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2019/05/29
- メディア: 単行本
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超絶おすすめ。
クラスづくりと関連することがたくさんあります。
組織はそもそも
①誰のために存在するのか。
②何のために存在するのか。
今、ここにおけるあり方を徹底的に見つめ直し、幸せな組織を作った手法が描かれています。
まだ読んでいる途中ですが、この本の自分の心に気づく手法が組織作りにも生かされている感じ。
これらの本の自分の心のありよう、つまり自分自身の在り方や「〜あるべき」という理想像と現実とのギャップを解消するためのより具体的な手法を紹介しているのが、こちらの本。↓
この本が個人レベルでは実践しやすことがたくさんあるかも。
最初に紹介した苫野先生の「自由」はいかに可能かー
の中では、不幸を感じる原理的理由について次のように述べています。
①欲望の中心点が結ばれていないこと。
②欲望と能力に著しい不均衡があること。
この不幸の原因を克服するために思考するべきことは、
①どうすれば欲望の中心点を見出せるか
②どうすれば欲望と能力の均衡を得られるか
という2つ。本の中でも具体的な克服するための思考が描かれていますが、
上記で紹介した本はそれらをより、具体的な手法に落とし込んでいるとも考えられそう。
今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀
- 作者: 仲山進也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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チームづくりについて学ぶのに、大いに参考になります。
ジャイアントキリング読んだことないけど、楽しめました。
漫画も読みたくなる。
ベトナムでの無償の医療活動を行う医師のお話。
生き方について考えさせられます。
『学び合い』実践者の方には、かなりお勧めです。
まさしく「1人も見捨てない」なのかなと。
働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)
- 作者: 駒崎弘樹
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/05/01
- メディア: 新書
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具体的な手法が詳しく書いてあるわけではありませんが、考え方にとても共感できます。
生産性を上げることだけが必ずしも働き方革命ではない。
何となく西野さんの本は避けていたんですが、とてもおもしろかった。
これからの社会では、いかに個人の信頼を積み重ねて、自分のストーリーに共感してもらうかが鍵になる気がします。
他の著作も読みたい。
・教育関連部門
あそびと学びは切り離されない。
子どもたちが遊べる場ってどんどん少なくなってきている。
自らが関わる社会に当事者意識をもつことを実感するために教室で何ができるか考えさせられます。
これはじっくり部門だったかも・・・。
話題の一冊。
教育関係者は一読すべきだと思います。
こちらは一度まとめているので省略。
http://manabinosyasou.hatenablog.com/entry/2019/11/05/173723
「学校現場」を大きく変えろ! MISSION DRIVEN 回転寿司チェーンで売上トップだった転職教師の僕が、 ツイッターで学校の「ブラックな働き方」を変えていく話
- 作者: 坂本良晶
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2019/11/01
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Twitterで話題のさる先生の本。
前作よりこちらの本が好きです。
教員一人ひとりがミッションをもてば、現場は少しずつよりよくなっていくはず。
勇気をもらえる一冊でした。
【小説・漫画おすすめ本】
小説はとことんどんよりした作品か、起承転結のハッキリした作品に好みが極端に分かれましたが、
色々読んだ中でこの二冊がよかった。
「本日は、お日柄もよく」はスピーチの勉強にもなりますね。
おすすめしていただいて一気に読んでしまった。
高校生のときに倫理を学びたかった。
哲学好きな人には特にオススメできる。
とりあえず、色々読んだ中で個人的一押し本たちを紹介しました。
久しぶりに読書に没頭して、頭の中にGoogleマップが出来上がっていく感覚を味わうことができた気がします。
(まだまだ狭い領域ですが・・・。)
誰かの関心のフックに少しでも引っかかってもらえれば。