学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

いつの時代も

 

GWは読書をしよう!

と意気込みながら、なんだかんだ予定があって中々一冊読破できず、ちょこちょこ再読したい本を読んでいる状態です。

 

そんな中で読み終わった本がこちら。

 

マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)

マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)

  • 作者: ロアルドダール,クェンティンブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,宮下嶺夫
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2005/10/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 4人 クリック: 38回
  • この商品を含むブログ (40件) を見る
 

 

 

ブックオフで200円だったので、ずっと読みたかったのもあり、思わず手にとってしまいました。

 

ロアルト・ダールのユーモアたっぷりな教育に対する風刺が描かれています。

 

チルダが5歳にして、既に読破していたチャールズ・ディケンズ

僕の卒論テーマでした。

 

ディケンズも当時の教育に対する風刺を作品に盛り込んでいました。

 

ちなみに僕が卒論でテーマにしたのはこちら。

 

Hard Times (Penguin Classics)

Hard Times (Penguin Classics)

 

 

画一的な教育と子どもたちの想像性の対立を軸に描かれた作品。

 

「マチルダは小さな天才」はディケンズの作品をより読みやすく、子ども向けに描かれているなと感じました。

 

 

どちらの作品も年代は違えど、教育に対するメッセージはさほど変わらない。

 

子どもたちにも読んでほしい一冊です。

 

 

さて、今日は東京に向かいます。

旅のお供はこちら。

 

【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された

【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された

 

 

 

教育書を一旦置いて、移動中は読書を楽しみます。