学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

理想のビジョンは共に描く

 

先週から算数で『学び合い』をスタートしました。

 

今回は3回目の『学び合い』。

今までは課題が簡単すぎたせいか、全員達成をしていました。

 

そこで今回は課題をしっかり練り取り組んでみました。

 

結果、全員達成ならず。

今までの課題が簡単すぎたせいなのか、子どもたちはすごく落胆しているようでした。

(これは僕の責任…)

 

ただ、課題の難易度としては上位何人かが15分で終わっていたところを見ると、適正なレベルだったのかなと思います。

 

だからこそ、子どもたちに最後なぜ全員達成できなかったのかを考えてもらいました。

 

そこで出たのが、

・最後にあわてて教えようとしていた。

・分からないといえなかった。

・男女が分かれていた

などなど。

 

僕が多くを語らなくても子どもたちは分かっている。

もちろん、僕が伝えたいことはしっかり伝えていくけど、子どもたちの言葉から一年後クラスの状態として今のままでいたい?など、問いかけて一緒にビジョンをイメージしていくことを大切にしたいと思っています。

 

最後一人ひとりに振り返りを書いてもらいましたが、やっぱり振り返る必要性があるときの振り返りに取り組む姿勢は空気感が違う。

 

まだまだ、『学び合い』も始めたばかり。

今年は去年の子たちと比べると全体的に大人しく、人との関わりに消極的な子が多いのかなと感じます。

 

 

だからこそ、これからどんな風に子どもたちが変わっていくのかがとても楽しみです。