学びの車窓から

小学校教員です。日々の実践、考えたことをつらつらと。

Most Likely To Succeed

今日はMost Likely To Succeedを見てきました。

 

Most Likely to Succeed Trailer HD - YouTube

 

見るのは2回目。

折に触れて見たくなる映画です。

ちなみに2月にもう一度見る予定。

 

この映画は内容もさることながら、この映画を観た後に、一緒に観た方々と対話をすることが何よりおもしろい映画。

 

その中で、おもしろかったのは、この映画を観てもおもしろいと感じない人もいるということ。

 

そろそろこの年の瀬にわざわざ教育ドキュメンタリーを観に来ている人たちの人の方が変わってると言われたら変わってる。笑

 

 

話を聞きながら思ったのは、苫野先生が言う、欲望相関性の原理。

 

簡単に言えば、私たちは自分たちの欲望に応じて、この物事を認識しているということ。

 

この映画を観に来る人たちの多くは教育をなんとかしたいという欲望を持っている人たちでしょう。

 

だからこそ、観た後は必ず何かしらの問いが生まれるはず。

 

しかし、そもそも教育をどうこうしたいという欲望(関心)がない人が見ても、せいぜい「あーアメリカの学校ってすごいな。」

とか、

「おもしろくない。」

っていう感想なんだろうな。

 

 

ただ、この映画以外の媒体や出来事を通して、それぞれの欲望(関心)がどこに向いているのかを確かめ合うプロセスってやっぱり重要。

 

関心に差異があることを認識した上で、それをどうすり合わせたり、高めたりすることができるのかを考えることが重要なのかなと。

 

 

そんなことを改めて考えた会でした。